博物館実習課題「展覧会を取材・紹介する」~実習生が紹介する夏の所蔵作品展

当館では8月17日から22日にかけて博物館実習を開講し、10大学15名の実習生が受講しました。カリキュラムの一つ「展覧会を取材・紹介する」で開催中の所蔵作品展「サマーミュージアム 動物たちをさがそう」の短評(記事タイトルを設定のうえ本文360字以内と挿入図版の作品解説30字以内)を受講生のみなさんが作成したので、当館のブログ・フェイスブック・メールマガジンで逐次紹介しています。短時間(約1時間30分)での作業につき文章に改善の余地はあるものの、受講生各々の多彩で新鮮な視点や感性をお楽しみください。

(その1)

◆記事タイトル 「動物」に込められた人々の思いに迫る

◆本文 当館では現在、「動物」をテーマとした所蔵作品展を開催しています。展示室は彫刻、西洋美術、日本洋画、日本画、工芸をそれぞれ扱った5つのエリアから構成され、部屋ごとに全く異なった描かれ方の「動物」を見ることができます。彫刻家・三沢厚彦が表現する表情豊かな木彫りの動物たち、サルバドール・ダリが描く不思議な動物たち…などなど、各人の視点・考え方が反映された対象からは、作家ごとに異なる「動物」との向き合い方を感じ取っていただけると思います。また、お子様にも作品と親しんでいただけるよう、ワークシートを用いたクイズや、作品のモチーフを動かすことのできる体験コーナー(パズル)なども用意しております。ぜひ当展覧会へ足を運び、人々が「動物」という対象にどのような思いを抱いて来たのか、想像していただきたいと思います。

◆挿入図版作品解説 作品名:護符入れ(トゥマル)/作家名:西ヨム―ト族、トルクメン人/馬や住居があしらわれた、遊牧民と動物の繋りの深さを感じる作品です。

◆実習生氏名 家根原久代

(その2)

◆記事タイトル 動物たちの世界

◆本文 「動物たちをさがそう」と題されている通り、当展覧会では、動物達が色々な芸術家によって、多彩な表情を見せてくれます。例えば入口にある彫刻スペースでは、三沢厚彦が犬や白熊やチーター等、皆さんが良く知る動物を彫刻で基本を押さえながらも表情をとってもユニークに仕上げています。第1室、第2室で展示している絵画も魅力満載。様々な技法や画材を使って個性的に動物を描いています。マックス・エルンストはフロッタージュ(こすり出し)の技法で動物達を描き、靉光は鉛筆で独特の線の存在感ある牛を描き、南薫蔵は油彩で馬をダイナミックに、水彩で羊を淡く描き、吉原英雄は、縦長の構図で、上にトンボ、下に猫を置き、緊迫した様子を版画で描いています。今紹介したもの以外にも、当展覧会には多くの作品があります。あなたの訪れを動物達は待っています。

◆挿入図版作品解説 作品名:土/作家名:桂 ゆき/動物や虫達を、油彩でコラージュ風に描いた奇妙な世界。

◆実習生氏名 上田雄作

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