【所蔵作品展】会期も残すところあとわずか!ワークショップについてご紹介します。

今年度最後となる所蔵作品展「大好きっ!―学芸員が愛する作品たち」では、より展覧会をお楽しみいただくためのトークイベント、ワークショップを開催しました。今回は、そんなイベントの中でもワークショップをご紹介します。※掲載している内容は当館フェイスブックからもご覧いただけます。

まず、開催したのは関連ワークショップ「たかがヒモ結び、されどヒモ結び」です。(2月23日開催)
ワークショップのタイトルをご覧になられて、「何をするの?」と思われていた方も多いのではないかと思います。このワークショップは、まさに美術館でしかできないこと、作品の桐箱のヒモ結びをしてみよう、という企画です。(贅沢にも?今回展示されている作品の箱で実際に挑戦!なかなか、体験できません。箱を触る前にはもちろん、手洗い。)

 

机の上は箱でいっぱい!!

机の上は箱でいっぱい!!

ヒモ結びにコンプレックスや悩みを抱えている人は意外にも多いようで、ちょうちょ結びのできる人を対象に募集すると、なんと大人ばっかり。一人だけ、今日のこの日のためにちょうちょ結びをマスターしたという6歳の男の子も参加。
まずは、以前の所蔵作品展でも展示した重要文化財《伊万里色絵花卉文輪花鉢》の箱で、デモンストレーション。作品を思う気持ちを感じながら、福田主任学芸員による細かなレクチャー。(真田紐、四方掛けなど、用語解説は漢字ばっかり。)その後、色々なパターン、大きさの箱でヒモ結びレクチャー。

ちょうちょ結びを覚えたばかりの男の子。挑戦する姿はかっこいい!

ちょうちょ結びを覚えたばかりの男の子。挑戦する姿はかっこいい!

 

重要文化財《伊万里色絵花卉文輪花鉢》の箱でレクチャー。真剣そのもの。

重要文化財《伊万里色絵花卉文輪花鉢》の箱でレクチャー。真剣そのもの。

そして、いよいよ本番。参加者は様々な作品の桐箱のヒモ結びに挑戦していきます。「あれ?」、「どうだったかな?」、「できた!」など色々な声が聞かれる中、ヒモ結びの疑問が解消された、とのご意見も多数。
ヒモ結び、きちんとできればカッコイイ!日常にも役立つ“技”です。こんな角度からも、作品や美術館に興味を持ってもらえれば幸いです。

続いて、当館恒例の「県美コレクションを描いてみよう♪2014」。(3月15日、16日開催)
普段は展示室内でご遠慮いただいている、作品の模写ができるというイベントです。年間4回程度開催するイベントには、皆勤賞の参加者もいるぐらいハマるイベント。

参加者のみんなは真剣そのもの。集中、集中・・・

参加者のみんなは真剣そのもの。集中、集中・・・

自分のお気に入りを見つけて、立体作品ならさらにお気に入りの角度を見つけて、ひたすら描き続ける…。時間は約1時間程度。
出来上がった作品は、作品の特徴をよく捉えているものから、これはすごい!というものまで。(保護者の方の力作も必見です。驚くほど上手!)これらの模写作品をみると、実際の作品も見たくなります。当館で開催中の「大好きっ!」展と合わせて、お楽しみください。

 

どの作品を描いているかわかるかな?

どの作品を描いているかわかるかな?

保護者のみなさまの力作も展示。すごい・・・です!

保護者のみなさまの力作も展示。すごい・・・です!

※「県美コレクションを描いてみよう♪2014」の作品展示は、3月31日まで。

そして、先日開催した関連ワークショップ「もようを見つける。もようで伝える。」。(3月21日開催)
本日は、約1時間30分で盛りだくさん!な内容でした。今日の主役となる作品は、トルクメン・ジュエリーたち。まずは現在展示されている作品をみんなで鑑賞しました。ちょっとの時間でしたが、こども達はそれぞれに「きれい~!」と目を輝かせていました。

トルクメン・ジュエリーを鑑賞。「きれい~!」の声が聞こえます。

トルクメン・ジュエリーを鑑賞。「きれい~!」の声が聞こえます。

続いて、トルクメン・ジュエリーの輪郭のみを印刷した特製のぬりえを使って、作品の中にどんな形があるのかを探してみます。こうもり、スペード、うさぎ、みかん、トウガラシ、王冠などなど、思いもつかないものがたくさん見つかったところで、作品の中のもようにはどんな意味があるのかミニ・レクチャー。

 

真剣にレクチャーを聞いています。もう、もよう覚えたみたい。

真剣にレクチャーを聞いています。もう、もよう覚えたみたい。

トルクメン・ジュエリーに秘められたメッセージについて少し、勉強したところで、続いては「誰に?」、「どんなメッセージを伝える?」を思い浮かべながら、オリジナルの模様を考えます。

その模様を使って、最後はメッセージカードを作成!「卒業して会えなくなる友達へ、これからも遊ぼうね」、「家族へ幸せに暮らせるように」など心温まるメッセージから、「ママへ晩御飯、頑張ってね」というクスっと笑ってしまうものまで。みんなの思いのこもった“もよう”によるメッセージカードは、きっと今頃、相手を笑顔にしていることでしょう!

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ギャラリートーク「模様でつながるアジアの心」
当館は「日本とアジアの工芸」を一つの柱として作品収集してきました。
生活に身近な工芸品に表された模様を通じて、アジアの心に触れてみませんか?
日時:3月28日(金) 17:00~ (40分程度)
場所:2階所蔵作品展示室
講師:宮本真希子(当館主任学芸員)
参加料:無料
※事前申込不要、要入館券
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多彩に開催してきたイベントも今週金曜日でラスト!ぜひ、お誘いあわせの上…所蔵作品展「大好きっ!―学芸員が愛する作品たち」へのご来場お待ちしております。

所蔵作品展「大好きっ!―学芸員が愛する作品たち」~4月13日まで開催

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