| アジアの染織展 | ||||
| 平成8(1996)年11月19日(火)~平成9年1月15日(水) | ||||
| 主催 | 広島県立美術館 | |||
| 入場料 | 一般 800円(団体700円) | |||
| 高大生 500円(団体400円) | ||||
| 小中生 200円(団体100円) | ||||
| 入場者数 | 12,573人 | |||
| 内容 | アジアの各地では,異なる風土からさまざまな材質や技法を駆使した工芸作品が生み出され,それぞれの地域で歴史的に独特の様式を発展させてきています。当館では,ますます深くなりつつある広大なアジアの諸地域との関連を重視し,新たな交流の礎を築くため,豊かなアジアの工芸をシリーズによって紹介し,多くの皆様に親しんでいただきたいと考えています。なかでも,染織は「衣」という最も基本的な生活様式に根ざしているため,各地域・各民族の美的特質が顕著に現われた分野といえます。この展覧会ではアジアの工芸シリーズの第1回目として,アジアの染織品のうち,インド,インドネシア,タイ,沖縄,中央アジアの各地域の多様な染織の世界を,日本で初公開の作品を含めて紹介しました。第1室には,多彩な展開を示すインドの染織を充実した岩立広子コレクションで,またインドネシアの染織を渡辺万知子コレクションで紹介しました。第2室は,タイ・チェンマイ近郊の「美しい竹の村」を運営してきた染織作家センダ・バンシッの作品と,芭蕉布や紅型を中心にした沖縄の染織など,固有の伝統に深く根ざした作品を展示しました。第3室では,ウズベクの経絣・刺繍,トルクメンの染織と刺繍など,当館が所蔵する中央アジアの染織を初めて公開しました。なお,この展覧会は広島県立美術館開館記念,ひろしま・まなびの森ネットワーク推進事業として開催されました。(本展担当者:村上勇) | |||
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| 関連事業 | ||||
| 講演会1 | 日時 平成8年11月30日(土) テーマ「中央アジアの染織」 講師 加藤九祚(創価大学教授・国立民族学博物館名誉教授) |
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| 講演会2 | 日時 平成8年12月8日(日) テーマ「インドネシアの染織」 講師 太田晶子(成安造形短期大学助教授) |
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| 講演会3 | 日時 平成8年12月21日(土) テーマ「現代に生きるインドの染織」 講師 岩立広子(民族染織品収集家) |
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| 講演会4 | 日時 平成9年1月11日(土) テーマ「インドネシアの染織」 講師 渡辺万知子(染織作家) |
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| ギャラリートーク | 日時 平成8年11月21日(火) 「タイの染織とセンダ・バンシッ」 講師 アムヌイ・ジャングン(タイ国芸術文化局第二課長) |
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| カタログ |
あいさつ 平成19年12月にて販売終了しました。 | |||
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