展覧会
展覧会Exhibition

秋の所蔵作品展 開館50周年記念 広島県立美術館名品セレクション
Collection Exhibition A Selection Celebrating the 50th Anniversary of the Hiroshima Prefectural Art Museum

所蔵作品展 彫刻展示スペース 第1室 第2室 第3室 第4室

2018年9月12日(水) ~ 2018年12月24日(月)

昭和43年に開館した当館は、50周年の記念の年を迎えます。これを記念し、当館を代表する作品約100点を一堂にご覧いただきます。

作品画像:《伊万里柿右衛門様式色絵馬》 17世紀後半広島県立美術館蔵
Horse Figure of in Kakiemon Style, Overglaze Enamels, 2nd half 17th century, Hiroshima Prefectural Art Museum



広島県立美術館は、1968(昭和43)年に開館し、1996(平成8)年に現在の建物に
生まれ変わりました。そして、今年2018年に、開館50周年の節目を迎えることが
できました。そこで、今年度の所蔵作品展ではコレクションの魅力を様々な角度
からご紹介しています。
開館以来、多くの方々のご協力を得て、コレクションを充実させてきました。
収集重点方針として「広島県ゆかりの美術」「1920~30年代の美術」
「日本およびアジアの工芸」を掲げ、現在は総数5,000点を超えています。
秋期は当館所蔵品から約100点を選りすぐり、ベストセレクションを
ご覧いただきます。
来館するごとに新しい美の魅力を発見し、心和んでいただける展示をめざし、
今後も努力を重ねていくことで、美術館を支えてくださる皆さま方への
感謝の気持ちを表してまいります。今後の所蔵作品展にもご期待いただきたく思います。

概要

平成30年9月12日(水)~12月24日(月・振) 9:00~17:00
※9月21日までの金曜日は20:00まで、9月28日以降の金曜日は19:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで

会場:広島県立美術館 2階展示室
休館日:月曜日
※特別展会期中及び祝日・振替休日の月曜日を除く

入館料 一般510円(410円)/大学生310円(250円)
縮景園共通券:一般610円/大学生350円 ※特別展は別料金
※( )内は20名以上の団体
※障害者手帳をお持ちの方や65才以上の方、県内の大学に在学する留学生の方などは無料。
※当館で開催中の特別展入館券にて無料でご覧いただけます。

同時開催の特別展

ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~
2018年7月21日(土)~9月24日月・振休
ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜
2018年10月8日~12月16日
第7回広島県ジュニア美術展
2018年12月15日~12月24日

目録

出品目録(日本語)ダウンロードはこちらから(PDF:422KB)
出品目録(英語)ダウンロードはこちらから(PDF:286KB)

主な主要作品

《伊万里柿右衛門様式色絵馬》17世紀後半 磁器・色絵


平櫛田中 《落葉》1913年 (大正2年) 木彫


パウル・クレー  《ある音楽家のための楽譜》
1924年 (大正13年) インク・水彩・紙


小林千古  《ミルク・メイド》
1897年 (明治30年) 油彩・画布

  
狩野派 《西湖図》 16世紀 (室町時代) 紙本墨画


《刺繍布(スザニ)》 ヌラタ(現ウズベキスタン)
19世紀前半 木綿・絹糸・刺繍

関連イベント

①記念講演会・対談(共催:広島県立美術館友の会)

日時:12月8日(土)
第一部(講演会) 13:30~14:30
講師:高階秀爾(元国立西洋美術館館長・大原美術館館長)
第二部(対談) 14:45~15:45
高階秀爾×千足伸行(当館館長)

②当館学芸員による連続講座

 

開催日時 講師(学芸課職員) タイトルと概要
10月6日(土)
13:30~15:00
神内 有理 ■広島県立美術館の50年
広島県立美術館の50年の歴史を写真や資料から振り返る。
10月14日(日)
13:30~15:00
福田 浩子 ■個性ある美術館コレクション―日本とアジアの工芸
全国的にもユニークな存在である当館の工芸コレク
ションの特徴と見どころを豊富なスライドで紹介する。
10月27日(土)
13:30~15:00
山下 寿水 ■激動する美術―両大戦間期のドイツ、フランスを中心に
第一次世界大戦という未曾有の戦争を経て、ヨーロッパで生まれた様々な
芸術の動きについて、当館が所蔵する西洋美術作品を軸に紹介する。
11月3日(土・祝)
13:30~15:00
藤崎 綾 ■近代日本洋画の魅力―当館のコレクションから
当館の近代油彩画作品を中心に、その造形的魅力や時代背景を紹介する。
11月25日(日)
13:30~15:00
角田 新 ■自分を信じて-名井万亀の道-
現代でさえ、いわゆる美術の中で異彩を放つ名井万亀の作風。
同時代ではなおさら突き抜けた存在だった。
その作風はいったいどのようにして生まれたのか。
その人間像を画像を使いながらご紹介する。
12月2日(日)
13:30~15:00
隅川 明宏 ■広島の絵画と京・江戸
近世から近代に至る広島ゆかりの絵画について、京や江戸(東京)との関わりに
注目して紹介する。

 

③広島県立美術館 所蔵作品総選挙

秋の所蔵作品展の来館者に、当館の名品約100点の中から人気投票を募ります。(1人1票)。
日 時:平成30年10月2日(火)~平成30年12月24日(月・振)
場 所:2階 第4室前特設コーナー
◎連続講座受講者及び人気投票者には特典として50周年記念オリジナルクリアファイルを謹呈します。

①、②はすべて、会場:地階講堂
※申込不要、聴講無料、定員200名(先着順)

④ 友の会ボランティアガイド

当館友の会ボランティアガイドが所蔵作品展についてわかりやすく解説します。
日 時:平日14:00~/土日祝11:00~、14:00~(1時間程度)
場 所:2階 展示室
参加料:無料(要入館券)
※申込不要

開催クレジット

主催:広島県立美術館

報道関係の方へ

本展の広報・周知にご協力いただきますようお願いいたします。
広報用画像の依頼などは当館までお問い合わせください。
プレスリリース[PDF:573KB](ダウンロードはこちらから)