浮世絵師 歌川国芳展
KUNIYOSHI Show : UKIYO-e Artist of the Edo
特別展 2015年9月11日(金) ~ 2015年10月18日(日)

幕末に活躍した浮世絵師・歌川国芳(1797-1861)は、役者絵や武者絵、美人画、風景画、歴史画など幅広い主題を手掛け、その斬新でユーモアのある作品により、「江戸の劇画家」として知られています。本展は、英雄たちをダイナミックに描いた出世作“ 水滸伝” シリーズをはじめ、身近な猫や狐・狸などの動物を擬人化し世相を風刺したパロディ絵、洋風表現を取り入れた風景画、残存数の少ない肉筆画など、代表作を含めた約200点により、「奇想の絵師」と称される国芳の絵画世界を紹介します。
作品画像:歌川国芳 《坂田怪童丸》 1836年頃
※本展は都合により「江戸の劇画家 歌川国芳の世界展」から名称を変更しています。

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※本展は前期、後期で展示作品が異なります。展示作品の詳細については上記出品リストよりご確認ください。
前期展示:9月11日(金)~9月27日(日) 後期展示:9月28日(月)~10月18日(日)
出品作品
歌川国芳 《坂田怪童丸》 天保7(1836)年頃
歌川国芳 《其まゝ地口猫飼好五十三疋(下)》 嘉永元(1848)年頃
歌川国芳 《みかけハこハゐがとんだいゝ人だ》 弘化4(1847)年頃(前期展示)
歌川国芳 《宮本武蔵と巨鯨》 弘化4(1847)年頃(前期展示)
歌川国芳 《朝比奈小人嶋遊》 弘化4-嘉永5(1847-52)年頃(後期展示)
歌川国芳 《相馬の古内裏》 弘化2-3(1845-46)年頃(後期展示)
開催概要
会期:9月11日(金)~10月18日(日)
前期展示:9月11日(金)~9月27日(日) 後期展示:9月28日(月)~10月18日(日)
開館時間:9:00~17:00
会場:3階企画展示室
※金曜日は20:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで
※9月11日は10:00開場
チケット情報
前売・当日券
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当 日 |
前売・団体 |
一 般 |
1,100円 |
900円 |
高・大学生 |
700円 |
500円 |
小・中学生 |
400円 |
200円 |
※ 団体は20名以上
※ 学生券をお求めの際は学生証のご提示をお願いします。
※ 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1名まで)の当日料金は半額です。
※ 本券でHPAMコレクション展もご覧いただけます。
前売券委託販売先
前売券委託販売先一覧はこちらから(PDF:120KB)
上記一覧以外に広島県立美術館、セブン-イレブン(セブンチケット http://7ticket.jp)、ローソン(Lコード 69130)、中国新聞社読者広報部、中国新聞各販売所(取り寄せ)などで販売。ただし、展覧会会期中、当館およびセブン-イレブン、ローソンの取り扱いは当日券のみとなりますのでご了承ください。
早割券
価格:一般 800円
販売場所:中国新聞、広島県立美術館
販売期間:7/2~7/10
※1000枚限定
※一般のみの販売となります。
リピート割引
会期中、本展チケット(半券)のご提示で前売・団体料金になります。
※その他の割引と併用はできません。
奇想天外!国芳ぬりえに挑戦!!
下記よりぬりえをダウンロードし、完成させて当館1階受付までご持参ください。当日料金から200円引きで本展をご鑑賞いただけます。
「奇想天外!国芳ぬりえ」ダウンロードはこちらから(PDF:3.68MB)
《猫のすゞみ》 天保末(1841~43)年頃 (前期展示)
両国橋を背景とする隅田川での夕涼み場面。国芳は、人物の姿を豊かな表情を示す猫に置き換えた。着物の柄に注目すると、舟に乗り込もうとする芸者には花の一部にアワビやウナギ、手を差し伸べる船頭には碇を模したタコ、芸者を待ちかねる旦那には小判で、それぞれのキャラクターがわかる。また、タイトルを囲うのはわら縄で縛った鰹節で、猫好きで知られた国芳ならではの作品である。この作品の形は団扇絵と呼ばれるもので、団扇の形に切り抜くことを前提にして制作されています。
関連イベント
記念講演会「江戸の劇画家 国芳の時代」(共催 広島県立美術館友の会)
日時:9月12日(土)13:30~14:30
場所:地下講堂(定員200名)
講師:中右瑛(本展監修者、国際浮世絵学会常任理事)
※聴講無料。事前申込は不要です。
※受付は13:00から
ワークショップ「フィギュアで楽しむ国芳キャラクター」(協力 泉美術館)
日時:10月10日(土)13:30~15:30
場所:地下講堂(定員 先着20名)
講師:松尾真由美(広島市立大学芸術学部講師)
対象:小学生以上
※参加無料。事前申込が必要です。当館までお電話にてご連絡ください。(当館082-221-6246)
※受付は13:00から
美術講座「国芳の魅力を探る」
日時:9月27日(日)13:30~14:30
場所:地下講堂(定員 先着200名)
講師:隅川明宏(当館学芸員)
※聴講無料。事前申込は不要です。
※受付は13:00から
学芸員によるギャラリートーク
日時:毎週金曜日 ※9月11日を除く
11:00~ 9/18、10/2、10/16
18:00~ 9/25、10/9
※聴講無料。入館券をお求めの上、会場入口でお待ちください。
ウェブ・レポーター大募集!
日時:9月11日(金)18:00~19:30
場所:3階ロビー
対象:インターネットを通じて本展PRにご協力いただける一般の方。
※実施当日に限って本展にご招待します。
奇想天外!国芳ふせんプレゼント
本展の開催を記念して、国芳の描いた奇想天外!な猫をモチーフにした「奇想天外!国芳ふせん」を下記の日時限定で配布いたします。他では手に入らない限定グッズです。
会期中の金曜日17:00~先着20名様にプレゼント!
会期中の土日祝9:00~先着30名様にプレゼント!
着物で国芳展をたのしもう!「着物デー」
下記の日程、着物で国芳展にご来場のお客様へ「奇想天外!国芳ふせん~とびだす国芳ワールド~」をプレゼントします。ぜひ、この機会に着物で美術館にお越しください!
日時:9月26日(土)9:00~16:30
場所:3階受付
対象:着物を着た方
特典:着物を着て国芳展にご来場のお客様先着50名様に「奇想天外!国芳ふせん~とびだす国芳ワールド~」をプレゼント
同時開催のHPAMコレクション展(2階)
7月4日~9月27日
日本とアジアの工芸作品ーつながる心 平和の礎
9月20日~1月6日
美の競演ー京都の美へのオマージュ
9月30日~1月6日
新しい仲間たちを紹介!ー平成26年度に収集した作品を中心に
次回特別展
10月31日~12月23日
京都市美術館名品展
うるわしの京都 あこがれの美
公式図録
価格:2480円(税込)
※会期終了につき通信販売を終了いたしました。
全207ページ、カラー図版200点程度
(下記、論文等収録)
江戸の劇画家・国芳私論 中右瑛
謎解き―国芳の「土蜘蛛の妖怪」 稲垣進一
国芳作品の面白さ 悳俊彦
歌川国芳年譜 小池満紀子編
作品目録
音声ガイド
価格:600円(税込)
内容:所要時間30分程度、30作品程度解説
ナレーター:窪田涼子
特別メニュー
レストラン「Zona ITALIA in Centro(ゾーナ イタリア イン・チェントロ)」
歌川国芳展特別メニュー「奇想天外!国芳ランチ」
奇想天外な作品で幕末の人々はもちろん現代人をも驚かせる歌川国芳。その作品から構想した「奇想天外!国芳ランチ」が登場です!
まず、本展に展示する《朝比奈小人嶋遊》をイメージした「真鯛のカルパッチョ パプリカソース イカスミのアクセント」は、鮮やかなパプリカソースで鎌倉時代の武将・朝比奈の顔、イカスミで髭、添えられた小さな野菜たちで小人をイメージしています。ちなみに、甘みのあるパプリカソース、酸味のあるドレッシングとなっているイカスミは新鮮な真鯛との相性もばっちり。スープは見た目にもインパクトの強い「江戸紫を模した紫芋のズッパ」。季節の食材でもある紫芋を使い、江戸時代にムラサキソウを使って江戸で染められた紫をイメージしています。続いて、パスタは、源頼朝が富士の裾野で行った大規模な狩猟を題材とした《建久四年源頼朝富士牧狩之図》をヒントに「豚肉のスパゲティ カチャトーラ風」(=猟師風)。ちなみに、白髪ネギで作品にも描かれている富士山、タイムで松の木をイメージしています。メインは、「河豚のズッパディペッシェ仕立て」は、《龍宮玉取姫之図》をイメージした一皿。たくさんの海の生き物が描かれた作品にちなんで、お皿の中にはふぐ、えび、たこ、いか、あさり、ムール貝など魚介たっぷり。龍をイメージしたパスタの素揚げとマイクロトマトで表現された玉もお見逃しなく。デザートプレートには、国芳が描いた猫、金魚をモチーフにしたアーモンドのクロッカンテを添えて、お皿にも猫と金魚が描かれています。
奇想天外な国芳の世界を存分に表現した、シェフの遊び心満点のランチコースです。
歌川国芳展特別メニュー「奇想天外!国芳ランチ」
3,800円(税込)※パン、ワンドリンク付き
※メニューは当日の仕入れ状況により異なります。
※詳しい内容などは「ゾーナイタリア イン・チェントロ」にお問い合わせください。
ティールーム「徒夢創家(トムソーヤ)」
歌川国芳展特別メニュー「奇想天外!秋のごちそうパフェ」
「浮世絵師 歌川国芳展」の開催を記念して、とっても贅沢な特別メニュー「奇想天外!秋のごちそうパフェ」をご用意しました。抹茶アイス、バニラアイス、きな粉が香ばしいわらび餅にゆであずきとの愛称抜群の白玉、さらにチェリーと丸ごとごろっと栗の甘露煮、お好みで黒蜜も。奇想天外!見るものをあっと驚かすような国芳作品にちなんで、あっと驚く盛りだくさんな和風パフェです。
歌川国芳展特別メニュー「奇想天外!秋のごちそうパフェ」
価格 600円(税込)
開催クレジット
主催 広島県立美術館、中国新聞社、中国放送、イズミテクノ
後援 広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、エフエムふくやま、尾道エフエム放送、FMはつかいち76.1MHz、FM東広島89.7
協賛
企画協力 アートワン
報道関係の皆様へ
広報・周知にご協力いただきますようお願いいたします。
広報用画像の依頼などは当館までお問い合わせください。
プレスリリース第1弾[PDF:818KB](ダウンロードはこちらから)
プレスリリース第2弾[PDF:1.04MB](ダウンロードはこちらから)