所蔵品
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ある音楽家のための楽譜
パウル・クレーは音楽家の両親のもとで育ち、自身も幼少からヴァイオリンをたしなみました。そうした音楽体験の影響もあり、音楽を題材とした作品を多数制作しています。
本作では、水彩絵具によって淡く描かれた色の一つ一つがオーケストラのように全体にまとまり、響きあうように構成されています。また、まっすぐに描かれているような線の描写も、良く見るとフリーハンドで描かれ、微妙にぶれたり曲がったりしていることが分かります。そうした表現によって、「音」の暖かさや、「音」が空間に響いていくような様子が描出されています。
本作では、水彩絵具によって淡く描かれた色の一つ一つがオーケストラのように全体にまとまり、響きあうように構成されています。また、まっすぐに描かれているような線の描写も、良く見るとフリーハンドで描かれ、微妙にぶれたり曲がったりしていることが分かります。そうした表現によって、「音」の暖かさや、「音」が空間に響いていくような様子が描出されています。
| 名称 | ある音楽家のための楽譜 あるおんがくかのためのがくふ |
|---|---|
| 作者名 | パウル・クレー パウル・クレー |
| 時代 | 大正13年 |
| 材質 | インク・水彩・紙 |
| サイズ | 25.7×31.1 |
| 員数 | |
| その他の情報 | |
| 指定区分 | |
| 分野 |
