民芸運動の旗手たち ―河井寬次郎を中心に
Artists of the Folk Crafts Movement ―with a Focus on Kanjiro Kawai
所蔵作品展 第3室 第4室 2015年4月22日(水) ~ 2015年7月1日(水)
「用の美」を見い出した民芸運動の中核を担いつつ、独自の造形表現を極めた河井寬次郎(1890-1966)の没後50年を前に、浜田庄司、バーナード・リーチ、黒田辰秋、志村ふくみ、宗廣力三など、民芸運動が育てた幅広く奥深い工芸の世界を紹介します。
河井寬次郎《青磁観音菩薩像》1918年
展覧会内容
今期は、当館の工芸コレクションから、河井寬次郎、浜田庄司、バーナード・リーチ、黒田辰秋、志村ふくみ、宗廣力三などの陶磁・漆工・染織の作品群により民芸の思想が育てた工芸の世界を紹介します。
民芸の思想を糧にして、優れた美意識と高い技術を自家薬籠中のものとした作家たちの個性が羽ばたいた世界を楽しんでいただければ幸いです。
展覧会概要
会期:平成27年4月22日(水)~平成27年7月1日(水) 9:00~17:00
※金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
会場:広島県立美術館 2階 第3室、第4室
休館日:月曜日(特別展会期中及び祝日、振替休日は開館)
入館料:一般 510円(410円)、大学生 310円(250円)、高校生以下無料
縮景園との共通券:一般 610円、大学生350円
※ ( )内は前売り・団体20名以上
※身体障害者手帳をお持ちの方や65才以上の方、県内の大学に在学する外国人留学生の方などは無料。
※特別展入館券で本展もご覧いただけます。
同時開催の特別展
スペイン・ リアリズム絵画の異才 磯江毅 ―広島への遺言―展 3月25日(水)~5月24日(日)
第3回新県美展(第67回広島県美術展)6月20日(土)~7月5日(日)
目録(リーフレット)
リーフレットのダウンロードはこちらから(PDF:574KB)
出品目録のダウンロードはこちらから(PDF:104KB)
※出品目録と展示作品の順番は異なる場合がございます。
※作者、制作年について不明な場合は表記しておりません。
※展示期間に記載のない作品は通期展示します。
※展示作品の内容が変更となる場合がありますので、ご了承ください。
主な出品作品

雑誌『工藝』120冊
1931(昭和6)~1951(昭和26)年

河井寬次郎《辰砂菱花食籠》

宗廣力三《茜茶ほぐし どぼんこ染絣着物》
1985(昭和60)年
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
※前期4/22~6/7 後期6/9/~7/1
関連イベント
友の会ボランティアガイド
展示作品についてわかりやすく解説します。(約1時間)
平日:14:00~
土日祝:11:00~、14:00~
場所:2階展示室
※要入館券(高校生以下無料)、申込不要
※ただし、6/6 14:00の回は休み
※毎月第4土曜日11:00~は、小学校及び特別支援学校小学部第5・6学年の児童と保護者の皆様を対象に、“親子ギャラリートーク”として実施します。
コラボトーク「『民芸のこころ』に迫る!」
日時:5月29日(金) 15:00~(40分程度)
講師:角田 新、福田浩子(当館学芸員)
場所:2階 3室、4室
※事前申込不要、要入館券
※2階3室前に集合してください。
開催クレジット
主催:広島県立美術館、乃村工藝社・イズミテクノ美術館活性化共同事業体
報道関係の皆様へ
本展に広報・周知にご協力いただきますようお願いいたします。
広報用画像の依頼などは当館までお問い合わせください。
